眠れないのでもう一つ

明日明後日は朝っぱらから講師バイトなのでさっさと寝なきゃいけないのですが、
体調+酒のせいで頭が痛くて眠れません。というわけでもう1つ投稿。

今日の二次会で修士の同期で現在官僚の友人と話した。
ゼロ金利解除のような大きなトピックもあり経済の話がメインだったのですが、
主な内容は以下の二点。


1. 景気上昇トレンドの終焉
既に好材料がないから、という漠然とした理由。
しかしまあ、どこかではいざなぎ景気を超えるとか書かれていたけれども
実質的に好景気だった時期なんてあるのか?
俺のイメージでは日銀がアナウンスメントの自己実現を狙って景気回復宣言を
数年前から繰り返していたが、そのアナウンスが大多数の納得するものであった
のはせいぜいここ2年くらいじゃないかと思う。
そしてこの2年もピークと呼べる好景気を体感できた人はあまりいないのでは?
さらにゼロ金利解除による貸出金利上昇、それによる民間投資減少が
予想されることから、基本的には今後の景気に関しては悪材料しか存在せず、
ここからの景気は基本的に下降トレンドになるのでは?との予想。

2. 福井総裁の村上F投資問題
この問題に対する考え方は、本人の職や社会的地位に極めて強く左右される。
簡単に言ってしまえば、典型的ホワイトカラーはこんな事件下らない
っていうか単なる妬みだろ、と思っているけれども、
これが「庶民」に近づくにつれて「福井けしからん!」という流れになる。
TVの調査では福井解任の賛成の人が65%程度だったらしいが、
残りの35%に比べて所得水準が有意に低いのはほぼ間違いないと思う。

ちなみに俺は所得水準から言えば完全に庶民だけど、
この問題に関しては「単なる僻みだろ」という意見に全く賛成で、
もし日銀総裁の私募投信(一般に投資者を募らないファンド)への投資を禁ずるべきと
主張するのであれば「私募投信への投資が金融政策運営にどういう悪影響を
与えるのか説明してみろ」といいたい。
この問題で「単なる妬み」説がそれなりに説得力をもつのは、
「私募投信への投資が金融政策を歪める」ことを説明するようなロジックが
殆ど存在しないことにある。日銀総裁の役割は金融政策運営にあるわけだから、
金融政策そのものを歪めないのであれば本来的には投資の権利だって
制限されるべきではない。
それにも関わらずそこまで日銀総裁の権利を制限したいのであれば金融政策について
少しくらい勉強してくれ、ということ。

とは言え実際には大きな問題になってしまったわけで、
友人とは「投資の制限は日銀総裁というポジションに対するコストと思うしかないね
ということで話が落ち着いたのでした。
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by pastimeparadise | 2006-07-16 02:06 | 雑記


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