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ブログ書いてる暇はないのですが

ふざけんなと言いたくなるほど忙しい。

研究・授業:毎週レポート×2、テスト等
RA:RIETIプロジェクト関係での毎週のやんわりとしたプレッシャー(「モデル構築進んだの?」)
仕事:家庭教師(週1)、講師(今月後半より)、翻訳×2、採点(毎週)、TAとしての宿題作り・TAセッション準備
その他:留学祝いの幹事、クレジットカード関連

「その他」に分類されることは完全に自主的にやってることだから別に不満はないのですが、
当初の予想だと7月までの間では6月が一番ヒマになるはずだったのに…。
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by pastimeparadise | 2006-05-31 23:07 | 雑記

検索キーワード

最近、このブログに到達した検索キーワードが見れるようになったので
公開してみようと思います。

1位 えびちゃん 妹 5
2位 蛯原友里 5
3位 funkitup 3
4位 蛯原友里 弟 画像 2
5位 蛯原友里 妹 写真 2
6位 BIG POPPA 元ネタ 1
7位 オラ極右 1
8位 ホワイトカラー 1
9位 嬢王 漫画 1
10位 ロディア 限定 BOX 1


蛯原友里が圧勝。合計で15でした。
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by pastimeparadise | 2006-05-29 01:46 | 雑記

電力デリバティブ

今日読んだ論文は特に経済を学んでいなくてもそれなりに面白い論文かと思ったので
紹介してみようと思います。

Allaz and Vila "Cournot Competition, Forward Markets and Efficiency" (1993)

通常、先物・オプション等のデリバティブ(金融派生商品)は、リスクヘッジつまり
将来どうなるかよくわからない状況(不確実性が存在する状況)において、
大きな損失が発生してしまうことを避けるために存在していると考えられています。
しかしこの論文では、不確実性がなくても寡占市場(少数の企業しかいない市場)においては
各企業が戦略的に先渡取引を行うインセンティブを持つため、
自発的に先渡市場が発生する可能性があり、さらに、先渡市場が存在する場合における
少数企業の競争の結果は、先渡市場が存在しない場合に比べて消費者にとっても
社会全体にとっても望ましいということを主張しています。

また、先渡市場における取引がリアルタイムに行われるのであれば、
そのときの市場価格は完全競争市場(多数の企業が競争している市場)における価格と
一致するということも主張しています。

例えば電力市場を考えてみた場合、関東では東京電力と北陸電力という2つの電力会社に
よる寡占が発生しており、通常寡占市場における価格(電気の値段)は競争が激しい市場
における価格よりも高くなります。

ここで電力という財に関して先渡取引が可能になる、つまり将来発電される電力を
実際に発電されるより前の時点で取引することが可能になるのであれば、
多数の企業が存在するのと変わらないような価格が実現可能であるということになります。

2企業が数量競争(Cournot競争)と呼ばれる競争を行っている場合では
互いに先渡取引(売り)を行うインセンティブが発生することをこの論文では示しています。
先渡取引を行うことによって将来の生産量に対する確実なコミットメントを行うことは、
相手に対して先手を打つことを意味し、これはその企業にとって利益の増加をもたらします。
しかしお互いの企業が先手を打とうとすることによって、「先手の打ち合い競争」が発生する結果
所謂「囚人のジレンマ」が発生し、両企業は結果として先渡市場が存在しない場合に
比べて多くの財を生産してしまい、これが価格の低下を招きます。
(この結果として両企業の利潤も、先渡市場が存在しない場合に比べて小さくなります)

企業間だけで見ればこの現象は囚人のジレンマになるのですが、
生産量が増加して価格が低下すること自体は経済全体から見れば厚生の改善につながり、
特に先渡市場がリアルタイムに開かれている場合には、東電・北電だけではなく、
無数に電力会社がある場合に達成される価格が実現されます。

電力市場では電力自由化が行われ、発電・(電気の)小売の分野では徐々に企業が参入
してきていますが、この結論をそのまま現実に適用できるのであれば、
電力デリバティブ市場さえ開設すれば自由化する必要は特にない、ということになります。
この発想には当然問題があって、この論文では将来に対する不確実性が存在しない
状況を想定しているので、不確実性の存在する現実の状況とはかなり異なります。
しかし実はこれはあまり結論にとっては本質的ではなく、不確実性は存在していても
各企業がリスク中立的(つまり、確実に100円もらえるくじと、50%の確率で0円、
50%の確率で200円もらえるようなくじを同じ水準で好む)ならば結論は不変です。
しかし、

・各企業が価格競争ではなく数量競争を行っている
・実際に生産が行われるのは最後

という部分が論文の結論にかなり影響しているらしく、価格競争(Bertrand競争)を
行っている場合などについてはこの結論は導出されないようです。
よって電力市場で価格競争が行われているとすれば本論文の結論をそのまま適用する
ことはできないのですが、ピーク時(夏の昼間など)に関しては数量競争が妥当だと
考えられているので、電力市場に関してこの論文のアイデアを適用できる余地は十分にあります。

ちなみに電力に関する先渡取引を中心としたデリバティブ(電力デリバティブ)はアメリカでは
それなりに発達しており、2000年に倒産したEnronは電力デリバティブを用いて
大きな収益を得ていました。このEnronによる極端な投機的行動が
カリフォルニアで発生した電力危機をもたらしたという説もありますが、
IT関係の需要の高まり、マーケットデザインの失敗といった様々な要因によるものであるらしく
Enronによる電力デリバティブの濫用だけが原因であったとは言えないでしょう。
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by pastimeparadise | 2006-05-28 22:10 | econ

またもや講義

6月後半から8月後半までまた某資格予備校で講義をやることになりました。
今度は9時から15時までの仕事(1日2コマ)なので
朝はだるいけど午後がかなり空くので嬉しいなあ。
それに今回は八重洲なので乗換不要。

金ばっか稼いでないで研究やらないとなぁ…。
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by pastimeparadise | 2006-05-28 12:46 | 雑記

最近、楽天証券で株を始めたんですが、最初に購入したのが今週の月曜日
俺は社長がヤクザと一緒に捕まった菱和ライフクリエイトの株を購入。
というのも事件によって株価が暴落し、さらにそれを狙ってタワー投資顧問という
昨年100億円稼いだ会社員がいることで話題になった会社が、
投資目的でその会社の株を20%近く取得したというのでそれに合わせて買ってみたんですが…。

この日は、、、「東証大荒れ、株価下落」が大きく報じられていました。。。。


実際、俺は一株692円で購入したのですが、今日まで安定した下落を続け
本日の終値は659円です。
先日、話を聞いて覚悟はしていたもののいきなりこういうことが起きるとは。。。

というわけで、642円まで低下したらさっさと売って損失確定しちゃおうと思います。
ああ、ついてない。
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by pastimeparadise | 2006-05-25 23:59 | 雑記

教師vs生徒

酒に酔ってコンビ二寄って…高校講師、生徒突き飛ばす

 調べでは、講師は24日午後11時50分ごろ、同校近くにある長岡市土合2丁目のコンビニ前にいた同校2年の男子生徒(16)を突き飛ばして窓に衝突させ、割れたガラスで1週間のけがをさせた疑い。

 講師は当時酒に酔っており、同僚宅に向かう途中でコンビニに立ち寄り、いきなり生徒を突き飛ばしたという。


いきなり突き飛ばす先生vsコンビニにたまってる高校生…う~ん、何ともいえない事件。
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by pastimeparadise | 2006-05-25 23:52 | 雑記

ジミー大西

ジミーさんの偽絵画販売 12枚押収「模写しやすい」

偽絵画を作られるなんて…ジミー大西も随分立派になったなぁ。
片岡鶴太郎の作品の贋作が作られるようになるのはいつでしょうか?
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by pastimeparadise | 2006-05-22 22:08 | 雑記

エコノミスト

下の投稿で森永卓郎等の名前を挙げたわけですが、
経済学徒は概ね「学術業績がないのに表に出たがるエコノミスト(経済学者)」や、
「学術業績は多少あっても何らかの利益のためにいい加減なことを表で言う学者」などを
嫌うかもしくはバカにします。
前者の例が森永卓郎金子勝など、後者の例が竹中平蔵などです。

しかしながら、上に挙げたどちらにも属しないけれどもテレビなどでちゃんと発言する学者
というのも少しはいて、例えば伊藤隆敏先生などはそれに該当します。
とは言ってもこういう人は日本だと稀有な存在です。

アメリカだとクルーグマン、スティグリッツといった学術的にも超一流の人が
割と表に出てくるし、FRB(日本で言うところの日銀)のトップであらせられるバーナンキも
学者としては一流です。
一方日銀は八重野、速水、福井などのどれをとってもそういう人はいません。

マスコミに出て世間的に影響の強い発言をする人や、または実際に経済に影響を与え得る
政策の決定者というのは経済に関する非常に深いバックグラウンドをもっている必要が
ありますが、それが全く満たされていないというのが日本の現状なわけです。
日銀はそこからの脱却を図ろうとしてるように見えるので今後に期待していますが、
マスコミに出る人というのはこれからもあまり変わらないのではないでしょうか?

理由は、森永みたいなのばかりテレビに出そうとするアホなマスコミが悪いというのも
ありますが、むしろ日本の一流学者がマスコミに出ようとしないというのが
大きいように思います。


■論文を引用された回数の多い日本の経済学者■
雨宮  健 米スタンフォード大教授   2988
青木 昌彦 米スタンフォード大教授   1346
速水佑次郎 政策研究大学院大教授    1332
林  文夫 東京大教授         1167
藤田 昌久 京都大教授          915
青木 正直 米UCLA大名誉教授     835
森嶋 通夫 英ロンドン大名誉教授     828
宇沢 弘文 東京大名誉教授        815
清滝 信宏 英ロンドン大教授       720
伊藤 隆敏 東京大教授          597
根岸  隆 東洋英和女学院大教授     539
浜田 宏一 米エール大教授        490
松山 公紀 米ノースウェスタン大教授   460
神取 道宏 東京大教授          451
ホリオカ,チャールズ・ユージ 大阪大教授  414
金子  守 筑波大教授          351
奥野 正寛 東京大教授          339
佐和 隆光 京都大経済研究所長      332
金本 良嗣 東京大教授          292
小宮隆太郎 青山学院大教授        285



これは日本人経済学者の論文引用数ランキングですが、
この中の名前を知っている人というのは少ないと思います。
アメリカ人のホワイトカラーであれば誰でもクルーグマンを知っていますが、
日本人のホワイトカラーの大半は大学などで直接的な関係があった人を除き、
この中の殆どの人と知らないのではないかと思います。
(マクロの先生がこの中に林、伊藤、青木(正)、ホリオカくらいしかいないから、
というのも大きな原因ですが…)

彼らの中の一部がもう少し表に出てくれればなぁ、と多くの経済学徒が思っているし、
今後はそういう人も出てくるんじゃないかと期待しています。
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by pastimeparadise | 2006-05-22 01:28

専門を変更しようか迷い中

元々大学院に来たモチベとなっていたコーポレート・ガバナンスよりも
最近RAでやってる電力市場の話の方が面白い。
ガバナンスも面白いんだけど何か空しくなってくるんですよね…。
単純に電力市場の話が面白いというのが1つの理由なんだけど、
それ以外にも2つの理由があります。

純粋理論は優秀な方にお任せし、ベンチマークが殆どない応用分野も
優秀な方にお任せして、俺は実践的な分野に飛び込もうかなぁ、
という逃げの気持ちが1つの理由。

そしてもう1つは電力市場の方が実社会へのインパクトがあるという点。
ガバナンスに関する法令(会社法など)は経済法に近いものとは言っても
結局は民法と繋がりが深いので、その制定などは法律関係者の独占業務みたいなものなので、
経済の人がいくらやったところで所詮は外野です。
その点、電力市場は工学系と経済系が協力し合っている分野なので、
経済系の人も蚊帳の外にはならずにすむ。

とはいえ、最初からこういうスタンス(理論からの逃避・安易なアウトプット志向)
でやっていこうとすると、森永卓郎金子勝または竹中平蔵
のような種類の人になってしまう可能性があるので、やはり理論はしっかりやっていかんとなぁ、
と自分を戒めるのでありました。
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by pastimeparadise | 2006-05-22 00:44 | econ

RIETI

RIETIの研究会のために霞ヶ関に行ってきました。
RIETIは経産省関連の独立行政法人で、経済に関する比較的実践的な研究を
行っている研究所です。
霞ヶ関に立ち入ったのは初めてだったのですが、各省庁の建物は警備員がついて
必ずIDチェックされるという物々しい雰囲気には軽く驚きました。
さすが行政の中枢。

研究会のネタは「でんりょく」市場(Power Market:以下PM)の政策シミュレーション
最初にK先生から「PMの政策シミュレーション手伝って」と言われたときには
今までと同じように学術的にも世間的にも何の影響もない自己満足な研究
やればいいのかな、などと軽く考えていたのですが、今日話を聞いていて、
それは全くの誤解であったということを知りました。むしろ影響強すぎ。

先生方の話によると、政策シミュレーションをやるために必要な情報の一部は
一般に公開されていないため「でんりょく」会社(Power Company:以下PC)の
協力が必要になるが、協力者が「好ましくない」と感じる論文を書いてしまうと
彼らの協力が得られなくなったりするという最大のジレンマを抱えているとのこと。
これはある意味当然なんですが、データをもらう以上、ある程度相手方に気を遣わないと
いけないらしく、

・シミュレーションでは会社名(東○電力、関○電力など)を出さない
・彼らが嫌がる文言はうまくオブラートに包む
(例:「東○電力は10社に分割すべき」を「地域1の管内はプレイヤーが10社程度
いることが望ましい
」)に変えるなど)

なんていう工夫がされているようです。
結論そのものを操作するなんてことは、学問的誠実さに反するし本末転倒なので
やるわけはないようですが、それにしてもこういった細かな制約が多いとのこと。

何でPCの人がそんなにこちらの論文に敏感になるかというと、実際上、それがPMに関する
規制政策に直結するからであるらしい
。例えば今のプロジェクトの中で得られた結論が
「××制度は撤廃すべき」という種類のものであったとしたら、
実際にその制度が撤廃される方向へと間接的な(あくまで間接的)影響を
与える可能性があるとのこと。

そんな事情があるため、とある先生は論文を書いた直後にあるPCの重役に
食事を奢られた、なんてこともあったりして(彼は当然その分のお金を支払ったそうですが)
色々と複雑な事情があるようです。

学内バイトとして軽い気持ちで始めたRAが予想外に重要なプロジェクトであったことを知り
嬉しい気持ちもある一方でそういった裏話を聞くにつれおっかない気分にもなります。

まぁ頑張るしかないなぁー。


※検索ヒット防止のため、わざわざ「でんりょく」と書きました。
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by pastimeparadise | 2006-05-19 01:45 | econ